知的障害の基礎1

こんにちは!

先日、久々に宮島に行きお洒落なお店も増えてきたなと思いながら、
コロナの影響で観光客の少なさに寂しさを感じた田中です。

本日は、知的障害の基礎的なことを書いていこうと思います。

知的障害とは、知的機能と適応機能の低下が18歳までに現れるものをいいます。
知覚、運動、言語、生活上の社会的能力などの様々な領域に発達の遅れが見られる状態のことです。
障害の程度に応じて軽度(知能指数IQ50~75)、中度(35~49)、重度(20~34)、最重度(19以下)の4段階に分類されます。

厚生労働省では次のように定義されています。
1. 全般的な知的機能が同年齢の子供と比べて明らかに遅滞している。
2. 生活上、様々な面で適応機能の明らかな制限がある。
3. 18歳未満に生じたものである。

知的障害の発症原因は以下の要因があります。
1. 病理的要因
染色体異常、神経皮膚症候群、先天代謝異常症、胎児期の感染症、中枢神経感染症、脳奇形、てんかんなどの発作性疾患など。
2. 環境的要因
周産期感染症、妊娠高血圧症、胎児性アルコール症候群、分娩時の脳損傷、新生児仮死など。
3. 生理的要因
脳の病気や遺伝的な要因はなく、知能検査をした結果IQ70未満だった場合。 
知的障害の大半がこの要因。

次回は知的障害の特徴について書いていこうと思います。

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